建築雑感 

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zoom RSS 構造計算書偽造問題(耐震偽装)に思う

<<   作成日時 : 2006/06/24 15:16   >>

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前回、書いたプログで気になる切り口が頭に浮かんだ。
この問題で被害者はだれかということだ。
今回の件で、家や建築物を失うことになった住民、所有者
が被害者に違いない。

ありえないことだが、もし、耐震偽造がない建物であったなら、
喜ぶ人は誰だったのだろうか。もちろん、所有者、住民と、
コンサルタント、不動産屋さん、銀行、いろいろ頭に浮かんでくる。

所有者も事業が軌道に乗ったら、すばらしい事業だし、経済的で
便利で広いマンション購入者も気に入って住んでいたはずだ。
役所、検査機関は、正しい計算書が出きていれば、
不正などきずかないかない体制でも、問題がなかった。
全て問題なしであったのか。

でも、私には、しっくりいかない思いもある。
誰もが問題なく満足できる結果になったのだろうか。

私には、うっすら、見える。
安い報酬で、構造計算を続けている建築士
職人と必死に少ない予算で、奮闘している現場監督。
単価が安いので、、家族のため汗流し、朝はやくから、夜遅く
現場で長時間作業する職人。
採算われぎりぎりで購入されるサッシ業者。
メーカー間競争で、赤字ぎりぎり出荷住宅設備業者。
一日働き、一万円満たない熟練大工、熟練職人。

多くの汗流す職人の犠牲の満足ではないのだろうか。
この偽装問題に職人は一言も言わない。自分が手をうごかし
毎日、通って、できた建物。労務費をいただいたが
やるせない気持ちは、いっぱいに違いない。

私は、このプログを読んでいただいた方に、知ってもらいたい。
世の中、競争の時代。安くてよいものを求めるのが、世の常でしょうが、
満足するのは、一方向から見た限られた人だけであってはならないと思う。

住む人、売る人、つくる人、設計する人、構造計算する人、
ほどほどに満足するようでないと、建築に限ったことではないが、
また、このような悲劇が、おきてしまうかも、知れないことを。
私の思い過ごしなら、いいのだが。




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